足の痛み

あし・膝のイメージ写真

足底筋膜炎

足底腱膜は足の裏に張っている膜状の腱組織であり、足への体重負荷を軽減させるためのクッション的な役割を担っています。
足底腱膜炎とは、その足底腱膜の組織に細かい断裂が生じて炎症が起こり、痛みが伴う疾患です。踵の前方部分や中央部の土踏まずの部分などに痛みが出やすいと言われます。

有痛性扁平足

扁平足とは、足の裏側で体重を支えて衝撃を吸収するスプリングのような役目を果たしている土踏まずの面積が小さく、足の裏全体が平らになっている状態のことです。
体重が掛かったときに衝撃をうまく吸収できないため、長時間立っていたり歩いたりすると、足の裏やふくらはぎなどに痛みや疲労感が生じてきます。
足裏に炎症などを引き起こし、重症化するケースもあります。

骨端症(シーバー病・オスグッド病など)

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痛風

血液中の尿酸が過多になって針状の尿酸塩の結晶ができ、体のあちこちに溜まって、痛みを引き起こす状態です。
プリン体が原因となりますので、プリン体が多く含まれているレバー類、干し椎茸、魚卵類、えび、かつお、いわしなどの過剰摂取には注意が必要です。
また、ビールをはじめとするアルコール飲料には尿酸値を上昇させる作用があります。
こうした飲食物を好む人は、尿酸値が高くなりやすい傾向があります。

外反母趾

足の親指の付け根が変形し、指先が小趾側へと曲がってしまった状態です。
ハイヒールなど、つま先が細くなった靴を履いたりすると外反母趾が起こりやすくなりますので注意しましょう。
痛みや変形が強くなったときは、整形外科での治療が必要となります。

膝の痛み

変形性膝関節症

膝関節の軟骨が摩耗し、関節炎や変形が生じて、膝の痛みと水が溜まるなどの症状が現れる疾患です。初期では、立ち上がり・歩き始めなど、動作を開始したときだけ痛んで、休めば痛みは消えます。
しかし、だんだんと正座や階段の昇り降りが困難になり、末期になると、安静時にも痛みがとれなくなって、膝関節の変形も目立ってきます。
予防法は適切な体重コントロールと、太ももの筋力強化が挙げられます。
発症初期は内服の痛み止めや貼付材で疼痛コントロールをしつつ運動療法にて体重コントロールと大腿四頭筋強化を行い、進行してくれば膝関節内注射、と前述の運動療法を継続しつつ靴底に専用の中敷き(インソール)を挿入し荷重分散することで疼痛を抑えます。
それでもコントロールがつかない疼痛に対しては手術療法が適応となります。
手術に至らないようにするためには、初期の段階での発見と治療介入が大切です。

靭帯損傷(前十字・後十字靭帯、内・外側側副靭帯)

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オスグッド病(小児)

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半月板損傷

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すねの痛み

シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)

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疲労骨折

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股関節・ももの痛み

変形性股関節症

変形性股関節症は先天的な原因や、後天性の疾病やけが、使い痛みにより股関節の構造に破綻が生じた状態を言います。
患者さまの多くは女性で、主な症状は関節の痛みと機能障害です。
股関節は鼠径部にあるため、最初のうちは立ち上がったときや歩き始めたときなどに脚の付け根部分に痛みを覚えます。
進行するに従ってそうした痛みが強くなり、いつも痛むようになったり、夜寝ている間にも痛んだりするようになります。

単純性股関節炎

単純性股関節炎は一過性の股関節疾患であり、小児期によく見られます。女児よりも男児に多いのが特徴です。
原因は不明ですが、風邪を引いた後に発症しやすいことから、自然な免疫反応ではないかと言われています。
症状としては、太ももや膝の痛みや足の引きずり、歩行困難などが見られます。単純性股関節炎の症状は小児期に発症する他の股関節疾患の初期症状に似ているため、注意深く経過観察をする必要があります。

大腿骨頭壊死

足のつけ根部分の骨への血流が低下し、骨の一部が壊死してしまう疾患です。
大量飲酒やステロイド薬の服用など様々な原因で発症しますが、詳しいメカニズムはわかっていません。
症状としては、股関節や腰、膝の痛み、歩行困難などあります。
X線やMRIなどの画像検査で診断をつけます。壊死した骨が小さく若年者の場合は骨切り術が、大きい場合は人工股関節手術が行われます。